レーザートーニング

レーザートーニングとは何か

レーザートーニングとは、QスイッチYAGレーザーという医療用のレーザー機器を使って肌の表面に微弱なパワーでレーザー光を照射することで、シミの原因であるメラニンを徐々に減少させ、色素沈着を改善したり肌質を整える治療法です。

また、これまで他のQスイッチレーザーでは、肝斑や炎症性色素沈着に対しては症状が悪化してしまうため、難しいとされてきました。

しかし、レーザートーニングは最新のQスイッチYAGレーザーを用いることで周囲の組織にダメージを与えることなく照射をすることができ、従来治療が困難であった炎症系色素沈着に対しても治療が可能となりました。

更に、ダウンタイムがほぼ無く、回数を重ねることでより高い効果が期待できます。

レーザートーニングは、シミ、くすみ、そばかす、日焼け（日焼け直後除く）などによる肌の色素異常に対して高い効果を発揮します。

また、QスイッチYAGレーザーという特殊なレーザーを肌に照射し、肌のメラニン色素に作用させることで、肌の色を均一にし、トーンを明るくすることができます。これにより、全体的な肌質の改善にも繋がり、くすみのない明るく透き通るような肌へと導きます。

肌の再生力を高める作用もあり、ニキビ跡の赤みや凹凸、細かいしわや毛穴の開きの改善にも効果的です。

更に、レーザーの熱作用によりコラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力を取り戻す効果も報告されています。

よく比較されるIPL治療は浅い層に存在する色素沈着に効果を発揮しますが、レーザートーニングは深い層にアプローチができ、根本から除去し改善します。

他にも、施術後お肌が乾燥しやすくなるケミカルピーリングと異なり、レーザートーニングは施術後すぐにメイクをしても問題ありません。

しかし、レーザートーニングにもデメリットはあり、効果を実感していただけるまでに時間がかかることです。徐々に効果が現れるため、1～2回の施術ではなく、繰り返し続けていただく必要があります。（目安：６回程度）

また、しみの種類によっては悪化する可能性もあるため、事前に医師と相談し、お肌に合った治療法で施術することが大切です。

この時、治療についての注意点、効果やリスクなどの説明がございます。

治療自体は10～20分程度で終了します。

治療後はいつも通りメイクができます。