心臓血管センター・小山センター長による医療連携勉強会~第3弾ASO

2月14日(月)雪のバレンタインデーの中、開催。13名の院外の看護師・保健師の方々が参加されました。

第3弾ASOについての内容は・・・・・

下肢の変化で表層の脱落・足先の色の変化(赤紫・黒色)痛みだけで変色なし。 この様な変化を見つける観察力が必要。【脚は第2の心臓】であり、1週間で進 行してしまう事がある。下肢の変化が見つけられないと手遅れになり死亡率が 高くなる。合併症がみつけられないからコントロールが出来ない。 早期発見の為にも、ABI検査が重要となります。

なるほどなるほど・・・!!!

対象となるのは、労作性下肢症状を有する方。50歳以上69歳未満の方。糖尿病で喫煙者の方。リスクファクターの状態に関係なく70歳以上の方。是非、かかりつけの先生にご相談下さい。

当院では、運動負荷ABI検査を導入しております。
従来のABI検査で、正常でも、運動負荷をかけることで、異常の発見が可能となることもあるようです。(運動負荷=寝たままペダルを踏み運動している状態で検査) 早期の段階で血管の詰まりが発見でき、早い段階で治療を行い、今後の生活を安心して過ごせたら素敵ですね。 先生にこんな質問をしてみました。・・

父が心筋梗塞後カテーテルを入れています。(4年前)歯の抜歯の際にアスピリン製剤を休薬せず治療してます。父は休薬できないほど状態が悪いのでしょうか?

・・ステントには薬剤溶出性ステントとステントの2種類があります。薬剤溶出性ステントは再狭窄を防ぐ為に使用されていて、ステントに薬剤が塗ってあります。再狭窄を予防するためには、抗凝固剤を飲み続ける必要があることを教えていただきました。いっぺんにこれまでの不安な気持ちは晴れました。これからは私も知識を持って、安心して父を見守りたいと思います。

医療連携部 事務 福岡薫子