薬剤部・平井科長による新川橋公開講座

 平成23年12月17日(土)、本館1階ライブラリーにて「新川橋公開講座」が開催されました。 講師は薬剤部・平井 昌之科長で、今何かと耳にする「ジェネリック医薬品」についてお話致しました。 「ジェネリック医薬品(以下ジェネリック)」は「特許の切れた医薬品を他の製薬会社が製造、供給する医薬品」の事です。又、膨大な開発費を必要としない為、安い価格設定である事が大きなメリットでもあります。

「ジェネリック」は自身が利用する医療費負担を減らす事が出来る他、国全体の医療費削減にもなる一方、個々の体質によって“合う”、“合わない”、“効く”、“効きづらい”という「品質」の問題も発生します。

そんな「ジェネリック」と「先発医薬品」との相違点、メリット、デメリットを説明しました。 質疑応答では、「“薬を変えて欲しい”とはなかなか言いづらい」というご意見が挙がり、平井科長は 「ジェネリック医薬品お願いカード」の話を交え、わかりやすく回答しておりました。