第18回川崎南乳腺勉強会開催

平成24年4月9日(月)、本館1階ライブラリーにおいて、新川橋公開講座・心臓血管センター編「カテーテル検査と治療のお話」、放射線科編「エックス線検査のあれこれ」を開催致しました。講師は心臓血管センター・林英次郎医師、放射線科・田倉寛恵技師。今回は11名の皆様にご参加いただきました。

林医師はビデオによる実際の治療映像やアニメーションを用いて、閉塞した血管がバルーンやステントで開通されていく様子を説明し、カテーテル検査や治療の有効性をわかりやすく解説しました。

田倉技師による「エックス線検査のあれこれ」では、多種に渡る撮影方法を説明致しました。血管を立体的にデジタル化し三次元に描き出す検査法「3D- CTA」、磁場と電波を用いて体内などの画像を撮影する装置「MRI」を説明し、前述の装置が映し出した画像を実際に見ながら処置前後の状態をわかりやすくお話致しました。

それぞれの講師へは多くの質問が投げかけられるなど、今回も充実した時間となりました。

講演終了後、ご希望の参加者の方には、林医師の講演でも説明のあった「ABI検査(両手首、両足首の四肢の血圧を同時に測定することによって動脈硬化の程度を数値化する検査)」を実際に体験していただきました。 ※心臓血管センター医師の「新川橋公開講座」では毎回ご希望の方へABI検査体験を行っております。