運動療法

運動療法は心臓リハビリテーションの中心的な役割を担っており、様々な身体効果が証明されています。当院ではCPX(心肺運動負荷試験)、心エコー、冠動脈検査、血液検査などの検査結果に基づき患者様一人ひとりに合わせた運動プログラムを作成しています。実際の運動療法では心臓リハビリテーション指導士を取得した理学療法士が心電図やバイタルサインをモニタリングしながら安全且つ、効果的な運動療法を行っています。

心臓リハビリテーション開始までの流れ

①心臓リハビリ外来にて医師による診察を行います。

心臓リハビリの適応があるかを判断し、リハビリテーション科へ依頼すると同時にCPX(心肺運動負荷試験)の依頼をします。

②CPX(心肺運動負荷試験)

CPXの結果から心肺機能・体力の指標である最高酸素摂取量などのデータが得られます。この数値を基に運動時間・負荷・上限血圧と心拍数などが記載された運動処方を作成します。

リハビリテーション当日の流れ

①バイタルチェック

来院時にその日の体調をチェックします。体調不良など必要時には循環器医師による診察や検査を実施することもあります。

②ウォーミングアップ(ストレッチ)

運動前にウォーミングアップとしてストレッチや、必要時に個々に合わせて筋力トレーニングを追加することもあります。

③自転車エルゴメーター

心臓リハビリにおける主な運動療法は自転車エルゴメーターです。CPXによって得られた運動処方を基に行います。心電図、血圧、心拍数などをモニタリングしながら15分~30分程度行います。

週1~3回通院し、自主トレ方法や自己管理方法を確認していきます。

心臓リハビリは運動療法だけでなく、患者様が自分の病気のことを知ることから始まり、患者様毎に安全の管理、高血圧・糖尿病・脂質異常症・禁煙など危険因子の管理、心のケアなどを総合的に行うことで生活の質の向上を目指します。

★当院に対象疾患でかかりつけの場合は外来担当医ないし看護師に相談して、心臓リハビリ外来の予約をお取りください。
★他院に対象疾患でかかりつけの場合、紹介状を持って、心臓リハビリ外来の予約をお取りください。