『 第3回 循環器診療講座 』開催!!

11月15日(月)、今回も当院1階にある喫茶スペースに於いて『第3回 循環器診療講座』を開催いたしました。

前回は風邪気味のため若干トーンの下がっていた講師:心臓血管センター長・小山 豊 医師ですが、今回はいつもの元気で明るい先生に戻っており、アットホームな雰囲気の中、講義が行なわれました。当日は生憎の雨で寒い日でしたが、多くの皆様にご参加いただきました。

今回のテーマは『動悸』。動悸を表現するのには“ドキドキ”?ただ、それだけでは動悸とは限りません。ドキドキの速さ、脈が速い遅い等の症状で疾患に大きな違いがある事。心房細動は時間の経過により治療内容が違う事。48時間以内に病院へ!また、昔は発作性上室性頻脈の時の処置は『眼球圧迫』が基本とされていましたが、現在は禁忌となっている事・・・etc。小山医師の奥深~い講義に、経験豊富な訪問看護師の皆さんや施設・企業の看護師の方々も、終始感心した様子で受講されていました。

更に今回は、先日この勉強会を通して学んだ事が現実に起こり、早期発見により【看護師→主治医→当院心臓血管センター林医師】の連携プレー後、治療(PCI)がなされ一命を取り止めた事例について林医師より画像や模型等を用いながらの詳しい説明があり、この勉強会が既に現場で活かされていることに感激すると同時に、継続の必要性を痛感しました。

また、カテーテル治療に興味(医龍のせい?)のある受講生たちは、講義終了後も林医師から現場で使用しているカテーテルを元に詳しい説明を受けていました(林先生、遅くまで有難うございました!)。そして、初回から本当に分かりやすい講義をして頂いている(隠れファンも多い)小山センター長、本当に有難うございます。今後とも宜しくお願いいたしま~~~す。

次回は、自称“足フェチ?”というほど下肢の疾患を得意としている小山センター長による『ASO』の講義です。

ぜひ、この勉強会に参加したいと思っている地域の訪問看護師の皆さん!企業・施設看護師さん! いつでもご連絡下さい。お待ちしています。

 

【 次回開催日 】:12月13日(月)午後7時15分~午後8時15分