乳腺外科部長・村山医師による「わかりやすい乳がんのお話」

平成23年10月15日(土)午前11時より本館ライブラリーにおいて、新川橋公開講座「わかりやすい乳がんのお話」を開催しました。講師は乳腺外科部長の村山章裕医師で通算5回目となる今回は20名の皆様がご参加されました。

日本の乳がんの患者数は増え続けており、現在は16人に1人の女性が罹患すると言われています。乳がんは早期に発見できれば治る病気であり、進行した乳がんでも有効な治療法が開発されていいます。村山医師は講演の中で、乳がん早期発見のための有効な検査方法、乳房温存療法をはじめとした最新の手術方法、化学療法やホルモン療法の最新の動向をわかりやすくお話しました。そして乳がん治療においては、医師と話し合いながら最も良い方法を選択することが大切であることを強調されました。

講演後の皆様からのご質問のコーナーでは、専門的なご質問でも他の皆様にもわかりやすいように解説しながらお答えいたしました。

村山医師の乳がんのお話は、一般の方がなかなか知ることのない最先端の情報を学ぶことができる絶好の機会となりました。