心臓血管センター・小山センター長による「眼から長生き・足から長生き」
平成23年3月7日(月)、当院本館ライブラリーにおいて、新川橋公開講座「眼から長生き・足から長生き」が開催されました。講師は心臓血管センター長の小山豊医師で、雪も降る悪天候の中でしたが18名もの皆様がお越しになられました。
血管が詰まることによって起こる病気のお話の中で、「眼から長生き」するために、当院は心電図検査を手術前に実施して心臓血管センターの2人の医師がチェックをすることで、心臓機能の異常確認し安全に手術できるように努めており、年間3000症例を超える眼科手術を受けられる患者様の狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患の早期発見にも繋がっていること説明されました。また「足から長生き」するために、血管の病気は心臓だけでなく足にも起こることから、足の痺れや痛みの症状がある場合、整形外科で診療する神経障害だけでなく、血管が詰まる“閉塞性動脈硬化症”の疑いもあることを説明し、その有効な検査であるABI検査も紹介しました。
小山センター長のわかりやすく楽しいお話には、皆様も満足された様子で、日頃の生活習慣の見直す良いきっかけとなり、また病院を効果的に受診する上での大きなヒントとなりました。