• ホーム
  • 新川橋ブログ
  • 小山 豊医師による新川橋公開講座「眼から長生き・足から長生き」開催!!

小山 豊医師による新川橋公開講座「眼から長生き・足から長生き」開催!!

平成23年5月9日(月)、当院1階ライブラリーにおいて新川橋公開講座「眼から長生き・足から長生き」を開催しました。講師は心臓血管センター長の 小山 豊 医師 で、同じテーマによる4回目の公演ですが、今回は約30名の方にお越し頂きました。 最初に、眼科疾患の白内障と循環器疾患の動脈硬化は、ともに加齢によって起きるというお話をしました。白内障手術で入院される患者様の手術前検査を循環器ドクターが確認することで、動脈硬化等によって起こる心疾患を早期発見しているという当院の取り組みをご紹介しました。

動脈硬化は足にも起こり、足の血管が詰まることで症状として現れる足の冷え・しびれ・痛みは、我慢して放置すると足を切断しなければならないこともあるとのこと。この病気「閉塞性動脈硬化症」は、早期発見・早期治療によって治る病気であるので、年齢が50歳以上の方は、早期発見に有効な両手足の4か所の血圧を測定するABI検査を受診されることをお勧めしました。

小山医師は皆様との掛け合いしながらお話を進めるスタイルで、びっくり質問!?も飛び出すなど、この日は特に皆様のリアクションが活発で大変賑やかな公開講座となりました。

心臓血管センター編の次回は、5月16日(月)午後3時~ 林 英次郎 医師による「カテーテル検査と治療のお話」です。