整形外科・須賀雄一医師による新川橋公開講座「腰痛と坐骨神経痛のお話」

平成24年2月27日(月)、本館ライブラリーにおいて新川橋公開講座「腰痛と坐骨神経痛のお話」を開催しました。講師は整形外科・医長の須賀雄一医師で、50名を超える皆様が参加されました。

日本人の5人に1人が腰痛で悩んでおり、そのうち8割以上が「原因のわからない腰痛」といわれておりますが、日常生活上で予防・緩和するための運動と心掛けについてお話をしました。また「足のしびれ」の原因となる「腰部脊柱管狭窄症」と「閉塞性動脈硬化症」の症状の相違点、正しい治療方法をわかりやすく説明しました。

質疑応答では皆様から多くのご質問を頂き、須賀医師は一つ一つ丁寧にお応えしておりました。

当日は医事課の実習生(学生の病院研修)2名も参加しましたので、感想をご紹介します。

「原因がわからない腰痛が85%もある事に驚きました。また慢性化する原因の一つがストレスである事も意外に感じました。腰椎椎間板ヘルニアなどMRIの画像を使用した丁寧な説明で、手術についてもわかりやすかったです。その場で医師に質問できる気軽さもこの講座の魅力だと思いました。」

「腰痛は寝たきりにするのではなく、活動できる範囲で動く方が良いと学びました。 腰痛が3ヶ月以上経っても治らないのは、姿勢だけではなく規則正しい生活を送る必要がある事を学びました。」

須賀医師による新川橋公開講座の次回開催日時は未定ですが、決まり次第、当ホームページでお知らせ致します。